鎌倉祇園 大町まつり
※4社の神輿が合体!!
今日も、ちょっとブレイクタイムです。
7月11日(土)より、7月13日(月)まで、地元の八雲神社で「鎌倉祇園 大町まつり」が行われました。
毎年、7月第二土曜日から3日間の日程で行われていますが、僕は小学3年生の頃よりお囃子に参加しています。
もうかれこれ28年も続けていることになります。
8年前には鎌倉市から郷土芸能保存に貢献したとして、表彰もされました。
最近では、小学生の子供たちがたくさん後継者として加入してくれているので、もっぱら彼らの教育係や裏方としての役目が多くなっていますが、それでも沢山の人が道に溢れ、神輿や囃子で賑やかになるお祭りは楽しいものです。
毎年変わらぬ「祭り」ですが、僕にとっては今年の祭りはちょっとこれまでとは違ったものになりました。
というのも、サーフィンがきっかけで顔見知りになった地元の方たちと談笑する機会が極端に増えたため、祭りに対する価値観というか、捕らえ方が自分の中で変わった気がします。
これまでは、どちらかと言えばショーに出ている出演者として、黙々と太鼓を叩く姿や音色を見せて聞かせているという感覚が強かったように思います。しかしながら、神輿を担ぐ担ぎ手や路上でお祭りを見ている知り合いの方から沢山の言葉を掛けていただくと、地元の祭りは全員で盛り上げるもので、全員が一大イベントの参加者なんだなぁと気付かされたように思います。
お祭りは特定の誰かのものではなく、町内、強いては見学に来てくれる旅行者の方も含めた全員のものであり、全員が参加者でいられることこそが地元のお祭りの本意であると感じました。
人と人との関わりって、大事ですよね。色々なことに気付かされます。
一人では世の中の事柄は何一つ成り立たないと思います。一見、無関係と思われる人も含め、皆で形成してこそ「社会」は成立することを肌で感じた祭りとなりました。
昔の人はとても素敵なイベントを考え出してくれたものです。また、後世に語り継いできてくれたなと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
人と人とを繋いでくれるこのような伝統芸能は、永く後世に伝えていかなくてはいけませんね。
跡が付くくらい、きつくふんどしを締めなおさなくては!